【簡単!】息子とタチウオ仕掛けの自作に挑戦!!
息子とタチウオ仕掛けの自作に挑戦!!
kazuyangonです!
2018年8月上旬、小学5年生の長男とタチウオ釣りに行くことになりました。
昨年の夏休みに初めて行ったアジ・ハナダイの船釣りが楽しかったようです。
この時期の釣り物といえば、アジなんかが無難かな~なんて思っていましたが、昨年と同じではつまらないかなと思いネットで検索していると、金沢八景の「忠彦丸」でタチウオが釣れているという情報がありました!
小学生には難しいかな~なんて思いましたが、タチウオはおいしいから1匹でも釣れればいいかなと割り切っていくことに決めました。
今回は釣行まで日にちがあったことと、息子も夏休みで暇してましたので、思い切って仕掛けを自作してみることにしました。
もちろん市販のものを買ってきて使うのが無難ではありますが、自分で苦労して作った仕掛けで釣れると喜びもひとしおかなと思い挑戦してみました。(買うより安くつきますしね!)
結果的には、結び方さえマスターすれば、とても簡単に作れましたよ!
しかもクリンチノットという結び方を覚えれば、色々な釣りに使えますので、一度覚えておくと便利です。
子供でも作れましたので、タチウオ釣りを検討されている方は、是非挑戦してみてくださいね。
タチウオ仕掛け
東京湾のタチウオは、天秤仕掛けというタイプの仕掛けを使うそうです。
仕掛け全体は以下のようになります。
※季節やポイントにより変わることがあります。事前に船宿に確認しましょう。
忠彦丸のホームページを見てみると以下の通り仕掛けの説明がありました。
(天秤より下の部分を説明しています。)
「針サイズ1/0か2/0でハリス7号の全長1.8~2.0mで飾りなしシンプル1本針(チモト保護パイプをどうしてもつけたいならケイムラか蓄光タイプを2センチ以内で…)」
さすがにオモリや天秤などは自作するには技量がないと思いましたので、今回は以下の図のような仕掛け部分のみ作成します。
釣具屋にGO!
仕掛けに必要なものがわかりましたので早速釣具屋に行ってきました。
そして、以下のものを購入しました。
(1)ハリ
タチウオ用ハリが売っています。
タチウオ釣りではハリの選定が重要です。
かならずケンと言われる返しが針の根元まであるものを選びましょう。
そして、ケンが2個以上あるものがオススメです。
といいますのも、この釣りでは、針に餌となる魚の切り身をつけて海中で小魚のように動かすのですが、ケンがないと、動かしたときに針からずれてしまって、うまく動かなくなり、釣れる確率が減ってしまいます。
私たちは、ダイワのSaqSasという針の1/0サイズを買いました。SaqSasは、特殊な加工がされており、とても針先が鋭く魚に刺さりやすいので気に入っております。
(2)ハリス
ハリスとはハリに結ぶライン(糸)のことです。
仕掛けに使うラインの中で一番強度が弱いものを使うのが一般的です。
というのも、ハリが何かに引っかかってしまったときにハリスが丈夫だと仕掛けが大元から切れてしまったり、竿が折れてしまったりするためです。
ハリスから切れてくれれば、ハリスの部分だけ交換すればいいですからね。
ただ、もちろん魚に引きに負けないものを選ぶ必要があります。
今回は、フロロカーボン6号を買いました。
釣りの糸の種類はナイロン、フロロカーボン、PE等いくつかありますが、針を結ぶところは、魚の歯があたる可能性が高いので擦れに強い、フロロカーボンを使うといいですよ。
(3)チモトパイプ
忠彦丸のホームページにはつけなくても良いと書いてありましたが、念のため購入しておきました。
エサを目立たせて魚をおびき寄せる効果があるようです。
また、タチウオの歯は鋭いのでハリスを守るガードの役目もあるそうです。
ただ、エサが海中でスムーズに動かなくなる恐れもあります。
船宿の経験を重視した方が無難だと思います。
今回は、自作ということもあり、作るうちの何本かは、少し冒険してつけてみようと思いました。
後で好みの長さ(今回は2cm)に切って使います。
(4)サルカン
天秤との連結に使う金具です。
色々なタイプがありますが、タチウオも大型のものだと引きが強いので、大き目のものを使いましょう。
私は、以下の写真のように長さ約4cmくらいのものを使いました。
潮の流れの影響の受けにくく回転がスムーズなものがよいそうです。
自作仕掛けの作り方
(1)ハリとハリスを結ぶ
最初にハリとハリスを結びます。
今回、購入したダイワのSaqSasは、ハリの根元に輪っかがついていましたので、クリンチノットという結び方で結びました。
以下のサイトに分かりやすく書いてありますので、詳細はこちらをご覧ください。
また、今回はあえて息子に自分の仕掛けは自分で結んでもらいました。
最初は、わからないようでしたので、太いロープで練習してやり方を覚えてから実際のハリスで結んでみると15分程度で結べるようになりました。
ただ、針先がとてもするどいので、手元に注意して作業しましょう。
(2)ハリスを指定の長さで切る
忠彦丸のホームページにハリスの長さは1.8mから2.0mと書いてありました。
ハリスとサルカンを結ぶ時の余裕も欲しかったので、1.9mで切りました。
(3)チモトパイプを切る
チモトパイプを2cm程度にハサミで切ります。
色はケイムラとピンクを使いました。
ケイムラとは「蛍光むらさき」の略だそうです。(私も最近知りました 汗)
ハリと反対側からチモトパイプを通します。
もちろんハリを結ぶ前にハリスに通しておいても構いません。(こちらの方が効率的ですね 汗。)
(4)サルカンとハリスを結ぶ
ハリと同じようにクリンチノットで結びます。
(5)チモトパイプをハリにセットする
チモトパイプをハリの根元にギュッと差し込みます。
以上で完成です!
5ステップで完成するとてもシンプルな仕掛けなので簡単ですね。
チモトパイプを使わない場合は、(3)、(5)を飛ばしてください。
2本針仕掛けも使う時があるそうですが、仕掛けが長くなり、小学生には扱いが難しいと思い、今回は用意しませんでした。
仕掛けが長くなると絡まりやすくなります。
絡まった仕掛けをほどく手間と隣の釣り人にも迷惑がかかるかもしれないので、今回は、まず1匹釣ることを優先しました。
2本針の方がチャンスは2倍になると思いますので、次回挑戦したいと思います。
完成した仕掛け
私と息子2人で釣るのとタチウオは歯が鋭く、ハリス切れも多いとネットに書いてあったので、少し多いかな?と思いつつ、
・チモトパイプなし 4本
・チモトパイプ(ケイムラ) 2本
・チモトパイプ(ピンク) 2本
の合計8本用意しました。
作った仕掛けは、スプールシートに巻いておきます。
(釣り具屋で売っています。)
スプールシートがない場合は、段ボールや発泡スチロールを切って、糸を止めるための切込みを入れたものでも代用できます。
あとは、釣行日が晴れることを祈って待つだけです。
皆さんも是非、簡単ですので自作仕掛けを作ってタチウオ釣りに挑戦してみてください。
次回は、この仕掛けで釣れたのかどうか、実際に釣りに行った時のことを書ければと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。